ネイリスト独立の理想と現実 — 5 年廃業率 90% の中身

ネイリスト独立の理想と現実 — 5 年廃業率 90% の中身

どうもこんにちはネイルサロン9linkの九条です。「自分のお店を持ちたい」の夢の裏で、5 年後に 9 割が消えてしまう現実を整理させていただきますね。

ネイルサロン開業 5 年以内の廃業率、90% 以上。
業界では公然の数字です。9 年目の今、26 歳で独立した私もこの数字を「他人事」じゃなく見るようになりました。

理想:「自分のお店、自分のペース、月 50 万」

独立 = 自由 = 高収入。
スクール卒業時の頭の中の方程式は、だいたいこれでした。

現実 1: 1 年目、開業準備で 100-200 万消える

テナント保証金、内装、機材、初期広告、運転資金。
最低 100 万、しっかりやれば 200 万。これが消える前提。

1 年目の売上で、この投資を回収するのは現実的に無理です。
赤字 1 年目を耐える資金繰り力が、最初のハードル。

現実 2: 2-3 年目、客が増えると経営が複雑化

1 年目: 客がいなくて赤字。
2-3 年目: 客が増えて、税金・経費・人手不足が複合する複雑期。

1 年目の赤字より、2-3 年目の「忙しいのに利益が出ない」状態の方が、メンタル的にきつい。
ここで諦める人が、たぶん 90% のうちの半分以上です。

現実 3: 4-5 年目、単価戦略で結果が二分される

4-5 年目で、単価を上げて常連で回す方向に切り替えられた人は残ります。
低単価のまま薄利多売を続けた人は、体力が持たずに撤退、というのが廃業率 90% の中身です。

9 年生き残った私の答え

26 歳で独立、29 歳で 3 年目、これから 5 年・10 年と続ける軸は「単価より、リピート率」と「広告より、紹介」と「規模より、密度」の 3 つです。
派手な数字を追わず、密度を上げる。これが、5 年で 90% が消える業界での生き残り方なんですよね。

「独立する勇気」より「続ける戦略」を、独立前に用意できるかどうか、これが分かれ道だと思っています。

では、皆様ごきげんよう。失礼します。

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