1 年通ってくれた常連さんから、深夜に来た 1 通の DM。返信を 3 回書き直した話。
夜の 23 時 17 分。
スマホが小さく光って、見たら、毎月来てくれてる 30 代後半のお客さまから DM が届いてた。
「先生、相談なんですけど…」
そこまで読んで、コップに水を入れに行った。
送られてきた本文
「来月、ちょっとだけ別のサロンに行ってみていいですか?
ずっと先生でお願いしてるんですけど、今度の発表会のドレスに合わせるアートが、どうしても先生のテイストと違うかもなって…」
そのあとに「気を悪くしないでくださいね」が付いてた。
気を悪くしてないわけがなかった。
1 回目に書いた返信
「全然大丈夫ですよ! お客さまの仕上がり優先してください。」
送ろうとして、止めた。
これ、嘘っぽい。明らかに「気にしてます」が透けてる。
2 回目に書いた返信
「了解しました。発表会後、また是非お待ちしてます。」
これも消した。
ビジネスライクすぎて、距離を取った感じが出た。1 年来てくれてる人に、これは違う。
結局送った返信
少し時間を置いて、24 時になる前にこう送った。
「読んでくれてありがとうございます。
発表会のドレスとアートの相性、すごく大事ですよね。納得いく仕上がりで当日迎えてもらえるのが一番なので、別のサロンさん、行ってみてください。
発表会終わったら、お話聞かせてください。お待ちしてます。」
少し長すぎた気もするけど、これが今の自分の本心に一番近かった。
朝になって考えたこと
彼女は別に、私を裏切ったわけじゃない。
発表会という、人生の一場面に最適なものを選びたかっただけ。
「指名されてる」って、こういう時に試される。
浮気されたくない気持ちは正直ある。でも、そこで縛ろうとしたら、たぶん戻ってきてくれない。
送り出して、待つ。
30 代になって、これができるようになった気がする。
—— ネイル経営の本音 編集部
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