ネイリストやってて、本当によかったこと 5 つ

諦めも愚痴もたくさん書いてきた私が、それでも辞めない 5 つの理由。

このブログ、愚痴と本音と諦観ばかり書いてきた。
たまには逆も書く。9 年やめなかった理由を、5 つ。

1. 自分の作ったものが、人の生活に物理的に乗る

美容師さんも、料理人さんも、自分の仕事が人の身体や生活に「乗る」職業。
ネイルも同じ。お客さまが日常で目にするものを、自分の手で作ってる。

これに気づいた日から、仕事の見え方が変わった。
「単価 6,000 円の施術」じゃなく「3-4 週間、毎日見るもの」を提供してる。

2. 客との距離が、絶妙に近くて遠い

1-2 時間、机を挟んで向き合う。
深い話もすれば、軽い世間話もする。でも、生活には踏み込まない。

この距離感が、自分には合ってた。
オフィスの同僚との毎日 8 時間より、月 1 のお客さまとの 1 時間の方が、純度が高い。

3. 「ありがとう」を毎日もらえる

会計時、お見送り時、必ず「ありがとうございました」が返ってくる。
自分も「ありがとうございました」と返す。

この交換が、毎日 4-6 回。
オフィスワーク時代には、こんなに「ありがとう」を聞かなかった。

4. 体調と相談しながら、自分のペースで動ける

体調が悪い日は、予約を入れない。
忙しい時期は、ガッツリ入れる。

時給制の正社員時代には絶対できなかった、自分の体との対話。
30 過ぎてから、これの価値が本当に分かった。

5. 「自分の代わり」が、本当にいない

会社員時代は、休んでも誰かが代わりに対応してくれた。
ネイリストとして指名されてる以上、代わりはいない。

これは大変なことでもある。
でも、「自分が必要とされてる」感覚は、何にも代えられない。

諦観と愛情、両立する

愚痴も諦観も全部本当。
でも、辞めない理由も同じくらい本当。

9 年続けてきたのは、辞める理由より続ける理由の方が、地味に積み上がってきたから。
それでいいんだと思う。