「持ちが悪い」と言われる原因の 8 割はベース。ネイリストが本音で選ぶ 3 つの基準。
「ジェルの持ちが悪い」と相談されると、原因の 8 割はベースジェル。
ベース選びの基準、ネイリスト 9 年目の本音で書く。
基準 1: 自爪との密着力
ベースの仕事は「自爪とカラージェルを繋ぐ接着剤」。
密着力が弱いと、ベースから浮く = 全部一緒に浮く。
密着力を見るチェックポイント:
- 未硬化ジェルの粘度 (粘度が高い方が密着しやすい)
- 硬化後の自爪との段差 (段差が少ない = 接着面が広い)
- サンディング不要を謳うものは要注意 (実は密着力が弱い場合がある)
基準 2: 柔軟性 (フレキシブル度)
爪は日常生活で「しなる」もの。
ベースが硬すぎると、爪のしなりに追従できず、ベースから割れる。
柔軟性が高い「フレキシブルベース」を選ぶと、4 週間しなりに耐える。
逆にハードベースは、強度はあるけど 2 週で割れやすい (柔軟性とトレードオフ)。
基準 3: 自爪へのダメージ
持ちを優先しすぎると、オフ時に自爪が削れる。
オフのしやすさ + 自爪へのダメージの少なさ、も選定基準に入れる。
「ソークオフ可能 (アセトンで溶ける)」「ピールオフ可能 (剥がせる)」の表記を見る。
削り取り専用のベースは、自爪へのダメージが大きい。
個人的に使ってる 3 ブランドの傾向
ブランド名は伏せるけど、こんな傾向で使い分けてる。
- ブランド A: 密着力 ◎、柔軟性 ◯、ダメージ △ → 「持ちを最優先する客」向け
- ブランド B: 密着力 ◯、柔軟性 ◎、ダメージ ◯ → 「自爪のコンディション気にする客」向け、メイン使用
- ブランド C: 密着力 ◯、柔軟性 ◯、ダメージ ◎ → 「ジェル弱い客 / 薄い爪の客」向け
1 種類で全員に対応するのは無理
客の爪のコンディションは、人それぞれ。
ベース 1 種類で全員 4 週持たせるのは、不可能。
3 種類を使い分けて、客ごとに最適化する。
これが、9 年やってたどり着いた答え。